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    イベント案内    

●開催日時:2017年9月2日(土)15時〜、19時〜(2回)※19時の回は満席となりました

※キャパが25名のため、2回に分けて行います。

 詳細は、下記の「内容について」をご参照ください。

●開催場所:西荻窪w.jaz

      

●入場料:1,500円(+1ドリンク)@1回

※当日、Big Muffを持参の方は500円引き!

 My Guitarの持ち込みも大歓迎!

●参加方法:各回限定25名の事前登録制

お名前、ご連絡先、参加希望回(15時/19時)、参加人数を明記の上、下記アドレスよりメールでお申し込みください。後日、折り返しご連絡いたします。

pedal.tenkaichi@gmail.com

《内容について》

第一部:15時〜

「Big Muffとの話し方」

数多くの仕様を持つ、Big Muff。最初期から各年代ごとの特徴と付き合い方について、世界でも数少ない「Big Muffと話ができる男」細川雄一郎氏がトーク。機種毎の音出し、希望者によるサウンド・チェックも合わせて行う。

第二部:19時〜 ※満席となりました

「Big Muffの当たり個体とは?」

同じ年代、同じ仕様でも、1台ごとにサウンドが異なるのがBig Muffの面白いところ。これまでに100台以上のBig Muffとそのリプロダクト品に触れてきた細川雄一郎氏が、良個体の見分け方についてトーク。機種毎の音出し、希望者によるサウンド・チェックも合わせて行う。

※Big Muff総会は、「最高に音がいいBig Muffを決める会」ではありません(…とはいえ、自然と決まるかも?)。

 出演者と参加者でBig Muff愛を語り、共有する場です。そのために、距離の近い小規模スペースで行い、Big Muffを持参する方には割引をします。

 トークも一方通行ではなく、時には皆さんのBig Muff愛を語っていただくかもしれません。肩肘張らずに、しかし深く濃密な時間を、ともに楽しみましょう。

 試奏可能 Big Muffリスト   

・アメリカン

※()内はトランジスタの型番

 

1)1969  トライアングルノブ最初期ハンドメイド(2N5133)

2)1971  トライアングルノブ第2期 (FS36999)

3)1972  トライアングルノブ第3期 (2N5133)

4)1974  ラムズヘッド第2期 ブラックカラー(2N5133)

5)1974  ラムズヘッド第2期 ブルーカラー(FS36999)

6)1976  ラムズヘッド第3期 ノーマルカラー(2N5087)

7)1978  3rd (OPアンプ仕様)

8)1981  3rd 反転カラー (2N5088)

・ロシアン

9)1991 Civil War ブルーカラー

10)1992 Civil War グリーンカラー

12)1993 Army Green トールフォント

 

・派生型

13)1976 Little Big Muff (BC309C)

14)1978 Little Big Muff (OPアンプ仕様)

15)1978 Delux Big Muff (OPアンプ仕様)

・その他で面白いもの

ROZZ DEAD HEAT 

(1970年代にミラノ楽器が製造していた

 18Vの轟音マフコピー)

Pete Cornish P-2 Deluxe

​(超レア仕様)

     プロフィール    

井戸沼 尚也/Naoya Idonuma

 

2017年秋、セカンド・アルバムをリリースするインストファンク・バンド、Zubola Funk Laboratoryのギタリスト。「デジマート地下実験室」室長。「週刊ギブソン」のレビュアー。Guitar Magazine、The EFFECTOR bookのライター。自分の音はもちろん、世界中のギタリストの音がもっともっと良くなれば嬉しいと本気で考え中。

細川 雄一郎/Yuichiro Hosokawa

ライター/フォトグラファー/ギターテック/エフェクター研究家

 

大手楽器店にて約10年間、エフェクターの専任として勤務し、多くの著名なプロミュージシャンから信頼を集めたが、2016年に独立。並行して担当していたGuitar Magazine、The EFFECTOR bookでの連載コラム、YOUNG GUITAR、各種ムック本などの執筆活動を続けながら、現在は日本のインストゥルメンタル・ロックバンド、MONOのギターテックとして世界を回っている。また、エフェクターのコレクターとしても世界に名を知られた存在である。

ブログ:エフェクター写真館

今回、途方も無い時間と労力と金額を使い集めたコレクションを貸与し、そのサウンドを皆さんと共有することを快諾してくれた細川雄一郎氏が、イベントの主旨についてコメントを寄せてくれました。

 僕が初めてBig Muffを手にして以来、恐らく100台以上のBig Muff及び、そのリプロダクトモデルを弾いてきたと思います。そうせざるを得なかったのです。なぜか? ――その理由を多くの人に伝えて欲しいと、デジマート地下実験室の室長としてお馴染みの井戸沼さんにお願いされたことがこのイベントの出発点でした。

 僕の手元には数十台もの中から選び抜いたヴィンテージのBig Muffが複数台あります。特に、最初期のポイント・トゥ・ポイント配線で作られたトライアングル・ノブ、1974年製のブルーカラーのラムズ・ヘッドは、どんなことがあっても手放せない、最高の個体です。「Electro Harmonixが作るBig Muffはファズやディストーションではなく、"Big Muff"というカテゴリー内の一つのエフェクターであり、その最高峰である」ということを強く認識させられた個体です。

 しかし、僕たちがこのイベントで最も伝えたいことはヴィンテージ楽器の歴史や使用パーツに関する胡散臭いウンチクなどではなく、「真に楽器を愛する人間の情熱」、「真に人の心を揺さぶる"音"の実体験」、「真に良い楽器の存在意義」、この3つです。これらを伝えることができる人は限られており(良い個体の数も実際に少ないと思います)、その限られた人はそれを後世に伝えなければならない、という考えで僕と井戸沼さんは共感し合い、今回のようなイベントを開催するに至りました。そして、それらを有効に伝える媒体として、今回は僕が心から愛するエフェクターの一つ、Big Muffをまず選んだのです。

 なぜ僕がわざわざ似たような音のするエフェクターを100台以上も弾き比べなければならない事態に陥ってしまったのか――つまり、Big Muffの魅力の深淵とは何なのか。僕が所有するBig Muffコレクションと共に是非、皆さんと共有したいと思っています。

7月26日

細川 雄一郎

※お名前、ご連絡先、参加希望回(15時/19時)、参加人数をお知らせください。

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